オーガニックコットンパンツ
オーガニックコットンパンツ(ZANFT正規商品)
商品詳細


スポーツブラ


Tシャツ
ZANFT organic ― 敏感肌に悩んだ一人の女性が、自分自身の経験から生み出した「肌が喜ぶスポーツウェア」
今回のCAMPFIREのプロジェクトは、単に新しいスポーツブラや衣料品を販売するための資金を集めるものではありません。開発者である宮澤カトリンさん自身が、長年の肌トラブルを経験し、その悩みを解決するために素材を研究し、会社を辞めて海外の生産現場まで足を運び、2年間にわたって試作と改良を重ねてきた挑戦です。
目指しているのは、肌が敏感な人でも安心してスポーツを楽しめること。そして、肌だけでなく、地球環境や生産に携わる人々にも優しいものづくりを実現することです。
このプロジェクトの背景にある開発者の人生、商品に込められた想い、技術的な工夫、そして今後の展望を、8つの項目に分けてご紹介します。
1.開発者自身の肌トラブルが、すべての始まりだった
このプロジェクトを立ち上げたのは、ZANFT organicの創立者である宮澤カトリンさんです。ドイツ・ベルリン出身で、高校時代に横浜でホームステイを経験したことをきっかけに日本に関心を持ち、その後、上智大学へ進学。2018年には日本特殊陶業に入社し、日本で会社員として働いてきました。
一方で、長年にわたってZUMBAのインストラクターとしても活動しており、スポーツや身体を動かすことは、彼女の生活に深く根付いていました。
しかし、あるとき深刻な皮膚トラブルに悩まされることになります。スポーツを楽しみ、健康的な生活を送るために運動しているにもかかわらず、身に着けるウェアが肌への負担になってしまう。その状況は、本人にとって大きな悩みだったはずです。
皮膚科でポリエステル素材を避けるよう助言されたことから、思い切って天然素材の衣服に切り替えたところ、本人の症状は1〜2か月ほどで改善したといいます。
この経験によって、衣服の素材が日々の快適さに大きく関係していることを実感しました。そして、同じような悩みを持つ人々のために、自分自身が本当に着たいと思えるスポーツウェアを作ろうと決意したのです。
ZANFTは、まさに開発者自身の切実な体験から生まれたブランドです。
2.「ないなら自分でつくる」という決断と、会社を辞めて挑んだ覚悟
天然素材の衣服に切り替えたことで自身の肌の状態が改善した一方、カトリンさんは新たな問題に気づきました。それは、天然素材を使ったスポーツブラや本格的なスポーツウェアが、なかなか見つからなかったことです。
一般的なスポーツウェアは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維を中心に作られています。軽さや価格、伸縮性などの面では優れていますが、肌が敏感な人にとっては、汗や摩擦、素材との相性などが気になる場合があります。
「自分と同じように悩んでいる人がいるのなら、その人たちのための商品を作りたい」
その想いが、ブランド立ち上げの原動力になりました。
そして、彼女は本格的に商品開発を学ぶため、それまで勤めていた会社を辞めるという大きな決断をします。
向かった先は、世界有数のオーガニックコットン生産国であるインドです。現地の農家や工場を訪問し、原材料がどのように育てられ、加工され、衣服になっていくのかを自分の目で確かめました。
単に既存の商品を仕入れて販売するのではなく、原材料の背景から製造工程まで理解し、自分が納得できる商品を生み出そうとしたのです。
会社員としての安定した生活を手放してまで挑戦した背景には、自分自身が経験した苦しみを、同じ悩みを抱える人のために役立てたいという強い使命感が感じられます。
3.2年間の試作と改良。妥協しない商品開発へのこだわり
ZANFTの特徴は、アイデアだけで商品を完成させたのではないという点です。
カトリンさんは、スポーツウェア専門メーカーと協力し、実際に着用する人へのインタビューを重ねながら開発を進めてきました。
素材の選定、肌触り、汗をかいたときの快適性、身体へのフィット感、運動時の動きやすさなど、スポーツウェアとして求められる条件を一つずつ検証していきました。
天然素材を使えば、それだけで優れたスポーツウェアになるわけではありません。運動時には身体の動きに追従する伸縮性や、適度なホールド感も必要です。肌への優しさとスポーツ用品としての機能性を両立させることは、決して簡単ではありません。
そのため、約2年間にわたって何度も試作品を作り、着用感を確かめ、改良を繰り返しました。
ようやく完成したのが、本人が本当に納得できるプロトタイプです。
ここで大切なのは、商品開発の中心にあるのが、単なる売上や流行ではなく「自分が本当に欲しかったものを作る」という考え方であることです。
開発者自身がユーザーであり、最も厳しい評価者でもある。その姿勢が、ZANFTの商品づくりを支えています。
4.オーガニックコットンを選んだ理由。肌への優しさと自然素材の可能性
ZANFTが商品開発の中心に据えたのが、オーガニックコットンです。
プロジェクトページでは、一般的なスポーツウェアに多く使われているポリエステルやナイロンと比較し、コットンの特徴として吸水性、通気性、肌触りの良さを挙げています。
運動をすると汗をかきます。汗による蒸れや、衣服と肌との摩擦が気になる人にとって、素材の選択は非常に重要です。特に敏感肌の人にとっては、デザインや価格だけでなく、肌に直接触れる生地そのものが商品選びの大切な基準になります。
ZANFTは、国際認証を受けたオーガニックコットンを採用する方針を掲げています。
また、天然素材の心地よさを大切にしながら、スポーツウェアとしての機能を確保するために、必要最小限の伸縮素材を組み合わせています。
つまり、従来のスポーツウェアの素材構成をそのまま踏襲するのではなく、肌への優しさを優先しながら、運動に必要な性能をどう実現するかという視点で商品を設計しているのです。
なお、天然素材であっても、すべての人に肌トラブルが起こらないことを保証するものではありません。肌質や体質には個人差があるため、素材選びの一つの選択肢として考えることが大切です。
5.肌だけではない。地球環境と生産に携わる人々への配慮
このブランドの理念は、着用する人の肌を守ることだけにとどまりません。
ZANFTという名前は、ドイツ語の「やさしい」「柔らかい」という意味に由来しています。ブランドが掲げているのは、肌にも、地球にも、そして働く人々にも優しいものづくりです。
プロジェクトページでは、化学繊維の環境負荷についても問題提起しています。
例えば、ポリエステルなどの合成繊維は、洗濯の際に微細な繊維が流出し、マイクロプラスチック汚染につながる可能性が指摘されています。衣服を作ること、着ること、洗うこと、そして廃棄することまで、衣料品は環境と無関係ではありません。
また、オーガニック農業については、農薬の使用を抑え、土壌や水資源、生産に携わる人々への負担を減らすことを目指す取り組みとして紹介されています。
衣服は、毎日身に着ける身近な製品です。だからこそ、一人ひとりが何を選ぶかによって、ものづくりのあり方や消費の方向性にも影響を与えることができます。
ZANFTが提案しているのは、単に高品質なスポーツウェアを購入することではありません。自分の身体を大切にしながら、環境や生産背景にも目を向けるという新しい消費の価値観です。
6.商品ラインアップ。天然素材とスポーツ機能の両立を目指す
今回の第一弾コレクションでは、スポーツブラだけでなく、レギンス、Tシャツ、スウェットパンツなど、日常生活から運動まで幅広く使える商品が企画されています。
特に素材構成に特徴があります。
-
Tシャツ:オーガニックコットン100%
-
スウェットパンツ:オーガニックコットン100%
-
スポーツブラ:オーガニックコットン92%、エラスタン8%
-
レギンス:オーガニックコットン92%、エラスタン8%
スポーツブラとレギンスには、身体へのフィット感や伸縮性を確保するためにエラスタンを使用しています。一方、Tシャツとスウェットパンツは、コットン100%の素材構成を採用しています。
また、商品は肌への接触を考えた細かな工夫も重視しています。
2026年6月17日の活動報告では、レギンスのシルエットをよりきれいに見せる改良、スウェットパンツのタグが肌に当たらないようポケット内側にプリントする工夫、Tシャツの襟元の生地感の調整などが紹介されています。
このような改善は、目立つ機能や派手なデザインとは異なりますが、実際に毎日着用する人にとっては重要なポイントです。
着用者の立場に立ち、細部まで使い心地を追求する姿勢こそ、ZANFTのものづくりの特徴といえます。
7.CAMPFIREで目標216%を達成。190人が共感した挑戦
今回のプロジェクトは、2026年2月18日にCAMPFIREで募集を開始し、3月31日に終了しました。
当初の目標金額は150万円でしたが、最終的には190人から合計3,244,840円の支援を集め、目標金額の216%を達成しています。
この数字は、単に商品を購入したいという需要だけでなく、開発者の想いやブランドの理念に共感した人々がいたことを示す結果でもあります。
クラウドファンディングは、完成した商品を販売するだけの場所ではありません。まだ世の中に広く知られていないアイデアや、個人の情熱から生まれた事業を、応援する人々と一緒に形にしていく仕組みです。
今回の支援によって目指したことは、2年間かけて開発したプロトタイプの商品化、ブランドの本格展開、そして新商品の開発です。
190人の支援者が参加したということは、宮澤さん一人の挑戦が、多くの人々に支えられるブランドへと進み始めたということでもあります。
さらに、2026年6月17日の活動報告では、名古屋・栄のオーガニックカフェ「en cafe」が初めての正規代理店になったこと、オンラインショップの準備を進めていることも報告されています。
NHK名古屋のニュース番組「まるっと!」や中日BIZナビで取り上げられたことも紹介されており、少しずつブランドの認知が広がっています。
8.一人の経験から始まった挑戦を、世界一快適なスポーツウェアブランドへ
ZANFTが目指しているのは、単にオーガニックコットンを使用した衣料品を販売するブランドになることではありません。
プロジェクトページでは「世界一快適なスポーツウェアブランド」を目指すという大きな目標を掲げています。
その出発点は、開発者自身が経験した肌トラブルでした。自分に合うスポーツウェアが見つからなかったからこそ、自分で作ることを決意し、会社を辞め、インドの生産現場を訪れ、専門メーカーと協力しながら2年間の開発を続けてきました。
そして、商品が完成した後も、実際に着用する人の声を聞き、シルエットや縫製、肌に触れるタグの位置に至るまで改善を重ねています。
2026年6月の活動報告では、商品の発送が予定より遅れたことについても、カトリンさん自身が支援者に謝罪し、改善内容や発送状況を丁寧に説明しています。これは、商品を届けるまで責任を持ち、支援してくれた人々と向き合おうとする姿勢として注目したい点です。
さらに、Wellness Leaders Award東京大会で準グランプリを受賞し、東京ビッグサイトで開催されるSPORTECの全国大会ファイナルに進出することも報告されています。新商品の開発も進めており、ブランドとして次の段階に進もうとしています。
一人の女性が自分自身の悩みをきっかけに始めた小さな挑戦が、支援者、製造メーカー、販売代理店、そして新たな顧客とのつながりによって、少しずつ事業として成長しています。
このプロジェクトの本当の価値は、スポーツブラという一つの商品だけではなく、「自分が困った経験を、同じように困っている誰かのために役立てたい」という開発者の想いにあるのではないでしょうか。
肌の悩みを理由に運動を諦めてしまう人を減らしたい。安心して身体を動かし、自分らしく生活できる人を増やしたい。そして、地球環境や生産に携わる人々にも配慮したものづくりを広げたい。
ZANFT organicは、そうした想いを商品という具体的な形に変えようとするブランドです。
これからの成長に期待したいのはもちろんですが、何よりも、宮澤カトリンさん自身の経験から生まれたこの挑戦が、今後どれだけ多くの人々の生活に新しい快適さと選択肢を届けていくのか、その歩みを応援したくなるプロジェクトです。
